迪化街の有名店「林合發油飯店」で食べた「油飯」を家でも食べたいと思い、台湾で購入した台湾グルメのレシピ本を参考に作りました。

>>https://oolongsan.com/linhefa-sticky-rice/

本格的だけど簡単に作れます!
もくじ
油飯の材料
- 白米…2合
- もち米…1合
- 豚バラ肉…100g
- 干し椎茸…5~6個
- 干しエビ(蝦米)…30g
- ごま油…大さじ1
- 油蔥酥(揚げエシャロット)…30g
- 五香粉…少々
- 白胡椒…少々
- 砂糖…大さじ2
- 醤油…大さじ2
- 水…大さじ1
- 酒…大さじ2
油飯のざっくりとした作り方
- 米を浸水
- 具材を炒める
- 具材と米を一緒に炊き込む

意外と簡単そうでしょ?
油飯の詳しい工程

干し椎茸を水で戻しておく。(冷水で5時間前後)
戻し汁はあとで使うので取っておく。

もち米と白米を洗って30分間水に浸しておく。

豚バラ肉を1cm幅程度に切り、水で戻した干し椎茸を水切りして細切りにする。

ごま油をフライパンで熱し、干しエビと干し椎茸を加え弱火で炒める。

豚バラ肉を加え肉が白くなるまで炒めた後、

調味料Bを注ぎ、よく混ぜます。

その後、油蔥酥(揚げエシャロット)を加えて弱火で炒める。

米を浸水しておいた水は一旦捨てて、椎茸の戻し汁+水を炊飯器の目盛りに合わせて入れる。
※写真は土鍋ですがどちらも同じように炊きます。

先ほどフライパンで作った具材を炊飯器の米の上に入れる。
軽くかき混ぜていつものように炊飯する。

米が炊けたら、さっくりと全体を混ぜ合わせれば完成です。
土鍋で炊く場合は強火で約10分(沸騰するまで)、弱火で10分、火を止めて10分蒸らす。
炊き込む?炒める?
実は油飯の作り方を調べていると、大きく2通りのレシピがありました。
- 今回紹介した、いわゆる炊き込みご飯形式のレシピ
- 先に米を炊き、具材を作り、最後に両方を炒め合わせるレシピ
どちらかというと本場っぽいのは後者のようですが、両方作ってみて炊き込みご飯レシピの方が作りやすかったので、そちらを紹介しました。
好みの方法でいいかと思います。
炊き込んだ油飯

こちらは土鍋で炊き込んだ油飯です。

炊き込みご飯に馴染みがある日本人的には、こちらのほうが作りやすいかなと思いました。
炒めた油飯

こちらは先に米を炊いて、あとで米と具材を炒め合わせた油飯です。
茶葉蛋(台湾風ゆで卵)も一緒に作ってみました。

正直見た目はそんなに違いはありません。
ですが食べると炊き込みご飯のほうが味が染み込んでいて、油っぽさも軽減されるような感じがします。

でも台湾で食べた本場っぽさでいうと炒めた油飯かなと感じました。

個人的には炊き込みご飯形式のほうが作りやすく、米に味が染み込む感じがして好きでした。
参考にしたもの
すべてもち米でも作れると思いますが、台湾のもち米(長糯米)と日本のもち米は少し異なるようで、白米ともち米を合わせたレシピがあったので参考にしました。
もち米については台北ナビの記事に詳しく解説が載っています。
油飯の材料と作り方は、台湾で購入した「大廚 教你做 台灣小吃」というレシピ本に載っている、油飯のレシピを参考にしました。

ちなみにこの本でも、台北ナビの記事でも炒める油飯のレシピです。
やっぱり本場の作り方は炒めるレシピなのでしょうか。
材料のポイントと入手方法
干しエビ(蝦米)
油飯の旨みの素と言っても過言ではない台湾産の干しエビ。
干しエビは日本産のものもありますが、中華食材用の干しエビを使うことをおすすめします。
中華食材用の干しエビは、私が台湾で買ってきた干しエビと見た目が似ています。
油葱酥(揚げエシャロット)
油葱酥は台湾料理を作るときによく登場する必需品です。
日本のスーパーではほとんど見かけませんが、中華食材専門店では売っていることが多いです。
新大久保の華僑服務社では売っていました。
通販でも買えるのでぜひ手に入れてください。
五香粉
八角などのいかにも台湾な香りがするスパイスが五香粉です。
台湾の油飯には欠かせない味付け!
五香粉は日本のスーパーの中華食材コーナーにだいたい置いてあり、入手しやすいです。
電鍋を持っている方はコレで炊き込むのもいいかもです。

材料さえ揃えば作り方は意外と簡単で美味しい油飯を、ぜひお家でも作ってみてね!
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