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台北「大稻埕保安街雞卷」鶏肉不使用なのに鶏巻という名の不思議グルメの謎に迫る!

大稻埕保安街雞卷

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「大稻埕慈聖宮」という廟の前に集まる、美味しいグルメ屋台のひとつに「雞卷」という謎の食べ物があった。

旦那

雞卷?鶏肉巻き?チキンロール?

そう思うのがふつうかと思われますが…

うーろん

まさかの鶏肉不使用の摩訶不思議ロールでした!

本記事では大稻埕保安街雞卷dà dào chéng bǎo’ān jiē jī juǎnで食べたものの紹介とその名の謎に迫ります。

大稻埕保安街雞卷の雞卷と名前の謎

大稻埕保安街雞卷
雞卷 50元

「雞卷」という名前と見た目から、鶏肉入りの具を巻いて揚げたものかと思ったのですが、中の肉はおそらく豚肉でした。

他にも玉ねぎなどの野菜入りで、外はカリッと中は甘みとジューシーさがあって、いろいろ謎はあるけど美味しいです。

大稻埕保安街雞卷

この甘みのあるケチャップみたいなのをつけて食べると、ジャンクさが増してより好吃。

付け合わせのキュウリも地味にいい仕事してます。

小腹がすいたときにぴったりなグルメでした。


結局、「鶏肉が入っていないのになぜ雞卷なんだろう?」という謎をずっと抱えたままでした。

見た目がチキンっぽいからかとぼんやり思っていましたが、どうやら違ったようで。

ある時、Twitterで台湾人にその理由を教えていただきました。(ありがとうございます!)

「雞」と「多」発音が同じだから、いろんな余ったもの(多)を入れて包んだ食べ物ということのようです。

「多」には「余り、残った」というような意味合いがあるそう。

雞卷 = 多卷 = 余りもの巻き

だから「雞卷」という名前だけど鶏肉が入っているとも限らない。

台湾ってこういう“同じ発音だから”という、言葉遊びみたいなものをよく見る気がします。

鳳梨 = オンライ = 旺来 = おめでたい みたいな。

大稻埕保安街雞卷のお店の様子

大稻埕保安街雞卷

屋台裏手の飲食スペースみたいなところで食べました。

大稻埕保安街雞卷
大稻埕慈聖宮

ここは「大稻埕慈聖宮」という廟の敷地内で食べられることで知られています。

大稻埕保安街雞卷

天気が良くて席が空いていればこちらがおすすめです。

ガジュマルの隙間から見える青空の元、美味しいグルメを堪能できる。

こちら側で食べる時は、こちら側にある注文口から注文するようです。

大稻埕保安街雞卷の外観

大稻埕保安街雞卷
右側の「雞卷」のお店

屋台前のベンチに座ってサクッと食べることもできる。

大稻埕保安街雞卷

この通りはいろいろな美味しそうな屋台が軒を連ねています。

うーろん

鶏肉が入っていない「雞卷」なるグルメを味わってね!

大稻埕保安街雞卷のアクセス

大稻埕慈聖宮