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真冬に台湾高雄で涼麺(冷やし中華のようなもの)を食べました。
台湾の南部に位置する高雄は12月末でもわりと暖かくて、少し歩いたりして動くと汗ばむくらいでした。
晴れた日の昼間はサングラス必須なくらい暑くて日差しも強いです。
暑いので熱々料理よりさっぱりしたものが食べたい!
ということで、このとき宿泊していたエアラインイン高雄から歩いて行けるところに、涼麺のお店があったので行ってみました。
高雄の「林家涼麵」で食べたものやお店の様子を紹介します。
林家涼麵で食べたもの
雞肉 = 鶏肉を細かく裂いたもの
醡醬 = ひき肉と、四角いサイコロ状のものは豆腐をぎゅっと押し固めたような物体でした。おそらく豆干(※後述)
台湾の涼麺を食べたのは初めてだったのですが、見た目は日本の冷やし中華のごまだれ味に似ています。
ひとくち食べてびっくり!
麺が常温!?
日本のように氷や水で冷やすのではなく、扇や扇風機で冷やすため、日本の冷やし中華ほど冷たくはない。一般的に中国風ピーナッツバターである花生醤を入れて食べる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%B7%E3%82%84%E3%81%97%E9%BA%BA#%E4%B8%AD%E5%9B%BD
中華圏では涼麺の麺は氷水で冷やしたりしないのですね。
ちょっと意外でびっくりしましたが、冬の台湾ではこのくらいの常温の麺でちょうどいいかもと思いました。
でも夏だったら日本流にひんやりとした冷たい麺で食べたいかなとも思いました。
甘辛い濃いめのごまだれがかかっていて、野菜のシャキシャキ感と常温の麺が好吃です!
麺は日本だとつるっと喉ごしの良い麺が好まれる傾向にあると思いますが、台湾の麺類はだいたいそんなにコシのある麺ではないことが多いです。
こちらのお店の麺も台湾流のぼそっとした柔らかめの麺でした。
台湾では麺類をすすって食べないのでこんな感じの麺なのかな?と感じました。
台湾では麺をすするのは嫌がられるので、すすらないよう気をつけましょう!
牛肉麺などの汁のある麺はレンゲに取りながら食べるのが台湾流です。
私の選んだメニューは綜合涼麺(雞肉+醡醬)ですが、醡醬はひき肉とおそらく豆干という豆腐を干したような食品があるのですが、それだと思います。
ごまだれの濃い味とぎゅっと密度のある豆腐の歯ごたえが、いいアクセントになっています。
そして細かく裂かれた鶏肉も入っていて贅沢な1品です。
テーブルには辛味などをプラスできるような調味料があります。
私はそのままの味付けで十分美味しかったので、そのままいただきました。
林家涼麵は先払いだった
ぎゃっ!今気づきましたが「先にお会計してね」って書いてあった。
この表示に気づかず食後にお会計をしてしまいましたが、おそらく私たちが何もわからない旅行者だというのを察してくれたのか、特に怒られたりすることもなかったです。
台湾のローカルな食堂では、店頭やカウンターなんかに請先付款の文字が掲げられていることがありますが、この文字を見つけたら注文時に支払いましょう。
林家涼麵のメニュー
こちらの店名にもなっている涼麺がきっとイチオシメニューです。
- 綜合涼麵(雞肉+榨菜)…鶏肉+ザーサイ
- 綜合涼麵(雞肉+醡醬)…鶏肉+ひき肉と豆干
- 綜合涼麵(榨菜+醡醬)…ザーサイ+ひき肉と豆干
- 三合一涼麵…鶏肉+ザーサイ+ひき肉と豆干
私のおすすめは、一度にいろいろなトッピングを味わえる綜合涼麵ですが、鶏肉だけ(雞肉絲涼麵)とか素食涼麺(ベジタリアン)などもあります。
麺は温かい麺(熱麺)もあるので寒い日はそっちも良さそうです。
湯品の項目はスープ類です。
スープのメニューもたくさんあって迷いますね。
日本も台湾も漢字文化なのでなんとなくメニューの意味がわかる部分もあって、漢字圏で良かった〜と毎回感じます。
林家涼麵の外観
どこかレトロな外観。
私はこんな感じのローカルな雰囲気の食堂が好きです。
ちょっと初めての時は入りづらさを感じますが、「你好!」とあいさつをして入ればだいたい快く迎えてくれます。
近くには幸福川という縁起の良い名前の川が流れています。
橋を渡ったところには小北百貨があるので、変なお土産を探すのにもってこいです。
台湾の常温麺の涼麺をぜひ味わってみてね!
林家涼麵のアクセス