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台北に行くと、毎回買って帰るくらいお気に入りのお茶問屋「林華泰茶行」。
雑誌などでもよく紹介される有名店ですが、有名なのも納得の品質です。
お茶のレベルが高い台湾では、スーパーなどで売られているお茶でも十分美味しいけど、「林華泰茶行」で買うようになってからはここの茶葉の虜に!

美味しすぎてリピートは数知れず!
本記事では「林華泰茶行」でのお茶の買い方やお店の様子を紹介します。
林華泰茶行のメニュー・お茶の特徴

店内にはこのメニュー表が貼ってあります。
- 150gから販売させていただきます。
- 老舗の工場を見学することができます。
- お土産用のお茶缶が手ごろ価格で別売りとなります。
- 奥には高級茶と茶器などもございます。
数字は600gあたりの価格(台湾元)ですが、メニュー表にも書いてあるとおり150gからの販売もしています。
価格が複数書かれているのは、茶葉の等級によって価格が変わるからです。

- 茉莉香片…ジャスミン茶
- 文山包種茶/清茶…緑茶に近い烏龍茶
- 鉄観音…烏龍茶の1種
- 小種烏龍茶…日本でよく飲む香りの烏龍茶
- 凍頂高山烏龍茶…上品な香りの烏龍茶
- 白毫烏龍茶(東方美人茶)…烏龍茶の1種だが紅茶に似た味わい
- 紅茶…紅茶
- 台湾蜜香紅茶…蜂蜜のような香りがする紅茶
- 龍井緑茶…中華人民共和国杭州市特産の緑茶
- 碧螺春緑茶…白い産毛のある緑茶
- 菊花…菊の花のお茶
- 金萱茶…ミルクのような甘い香りがする烏龍茶
- 普洱茶…プーアール茶。少し癖のあるお茶
- 小沱茶(斤/お茶葉)…プーアール茶
- 小沱茶(顆/かたまり)…1包になったプーアール茶
- 茶末…粉末のプーアール茶
- 茶枝…茶葉を取った後の茎を使ったプーアール茶
お茶の種類を参考したサイト…倭倖 百年老舗の台湾茶
高級茶や工場を見たい場合は、店員さんに言えば見せてもらえるようです。
林華泰茶行の茶葉の買い方・店内の様子
茶葉の買い方
初めて行ったときはどの等級にしたらいいかわからず、安めのジャスミン茶を選んだところ、店員さんが「せっかく買うならこのくらいの方がいいよ」ともう少し上のグレードをすすめてくれました。
店員さんは日本語ができる方が何人かいらっしゃるので、買うのはそんなに難しくありません。

お茶の種類や等級、何グラム買うかなど軽く決めてメモしていくとスムーズ!

お茶の種類と等級を何グラムという形で書いています。
このメモを見せると、店員さんがそのとおり茶葉を準備してくれます。

買う茶葉が決まったら店員さんに声をかけ注文。
この大きな茶缶から注文したぶんの茶葉を取ってきてくれます。
茶葉を迷っていると香りを嗅がせてくれたりも。

店内は問屋らしく茶缶がゴロゴロしていますが、そんな雰囲気もまた本物っぽくていいですよね。

慣れた手つきで茶葉を梱包。お金を払って完了です。
林華泰茶行ではクレジットカードが使えません。現金の準備をお忘れなく。
茶缶と店内の様子

オシャレな茶缶なども売っている。
今度行ったらこの茶缶を買って帰るぞーー!

林華泰茶行の外観

問屋なのでオシャレなショップという雰囲気ではない。
初めてだと少々入りづらいですが、勇気を出して入ると店員さんが接客してくれます。

このとおり大きな看板があり店名もわかりやすいです。

「林華泰茶行」の手前に「林茂森茶行」という似たようなお茶の問屋があります。
お家騒動があったとかないとか…
詳しいことはわかりませんが、正直お店の様子は手前の「林茂森茶行」の方が、新しくてきれいなショップという感じで入りやすいです。
下記ブログのコメント欄に、お家騒動についての詳しい経緯が載っていました。
参考 台湾旅行記2012初夏(6)-林茂森茶行と林華泰茶行中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)
林華泰茶行で買ったお茶
2019年8月購入

今まで買ったことがないお茶に挑戦してみた。
お茶の種類ごとにシールを貼ってくれるので、どれが何の茶葉かわからなくなることもありません。
右上の東方美人茶以外は全部同じ300gなのですが、茶葉によってギュッとなっていたりふわっとなっていたりするので、嵩がこんなに変わってくるんです。
なので、帰りのスーツケースのスペースのことも考えて買ったほうがいいかもです。
2019年1月購入

2018年1月購入

2018年・2019年ともに同じジャスミン茶と蜜香紅茶の組み合わせで買っていました。
ジャスミン茶と蜜香紅茶の香りが大好きです。
このジャスミン茶を飲むと、日本のペットボトルのジャスミン茶がいかにチープな香料で香り付けされた、“なんちゃってジャスミン茶”であるかということがわかります。
2017年1月購入

2017年は凍頂高山烏龍茶を買いました。
クルッと丸まっているこのタイプの茶葉は、お湯の中でふわーっと広がります。

台湾の美味しい烏龍茶に慣れると、もう日本のチープな烏龍茶には戻れませんんん!!
飲んだお茶の感想
今までに飲んだことのあるお茶の感想を簡単にまとめました。
※素人の個人の感想です
- 凍頂高山烏龍茶…これぞ台湾の香り豊かな烏龍茶。食事に合うしいちばん好きかも。林華泰茶行のは香りが上品で本当に美味しい。
- 文山包種茶…烏龍茶よりも軽い香りで飲みやすく食事に合う。普段使いにおすすめ。
- 金萱…すごい。本当にミルクの香り!凍頂高山烏龍茶も美味しいけど、この乳香を味わうとこちらの良さに惹かれてしまう。
- 茉莉香片…台湾の上品な香りのジャスミン茶に慣れたら、もう日本のには戻れない。上品な香りなので食事にも合う。
- 蜜香紅茶…甘い香りの紅茶。今まで飲んでいた紅茶はいったい何だったの!?お菓子と一緒に贅沢な時間を楽しむ用。
- 東方美人茶…紅茶の香りがする。烏龍茶の一種だとは不思議。紅茶よりはご飯に合いやすく飲みやすいかも。
基本的に食事のときにガブガブ飲むことが多いので、食事に合いやすい烏龍茶が好みだということがわかった。
人それぞれ好みがあるので、やはりいろいろな茶葉を試してお気に入りを見つけるのがいいかと思います。
茶葉の保存方法

荷物の関係で台湾で茶缶を買って帰るのが難しかったので、楽天で中華デザインの茶缶を買ってみました。
やっぱり台湾茶は中華な茶缶に入れて、雰囲気からも楽しみたい私です。
茶葉は湿度・酸素・光・高温・移り香に弱いので、できれば茶缶に入れるのがいちばんかと思います。

台北市中山區吉林路にある「勝立生活百貨」で茶缶を見つけたので、小さめのを買ってみました。

それぞれの茶葉のシールも貼って、どれが何の茶葉かわかりやすくしてみた。
茶缶がない場合は、ジップロックのような密封袋でもいいかもしれません。

私は台湾の強力な密封棒も愛用しています。
「林華泰茶行」の袋に、そのまま密封棒で密封するだけの簡単な保存方法です。
これお手軽だし密封力が高いのでおすすめです!
>>https://oolongsan.com/taiwan-sealed-clip/
台湾茶の点て方・飲み方
金萱茶のパッケージに書いてあるお茶の点て方。

- 茶器を熱湯で温めた後、その湯を捨てて新たに熱湯で茶を点て、一分待った後に召しあがれば此の茶独特の味と香りを賞味する事が出来ます。
- 一回の茶の葉は3-4回ご使用出来ます。
- 茶器は瀬戸物を使用すると又格別な味を賞味出来ます。
瀬戸物の茶器のほうがより一層美味しく楽しめるんですね!

そこまでお茶にうるさいわけではないので、無印良品の耐熱ガラスポットに入れて気軽に楽しんでいます。

大きめ茶葉はそのまま入れて、広がる様子を見るのも楽しいです。

こんなテキトーな入れ方をしても茶葉が最高にいいから、すんごく美味しい。
その後、不注意で無印のガラスポットを割ってしまったので、ハリオのこれを買ってみた。
私が買った時は400円ちょいの激安だったけど、日本製でいい感じです。

ガラス製はお茶の色が楽しめるところが好き。

注ぎ口がメッシュになっていて、茶葉がガードされるので良い。
烏龍茶とか大きめ茶葉ならほぼ出てこないです。

蜜香紅茶に、はちみつとたっぷりのスライスレモンを入れて、香港レモンティーを作ってみたら美味しすぎました!


台湾土産のデーツくるみ(椰棗核桃)との相性もぴったり。

もちろんパイナップルケーキもね。
台湾なお菓子だけじゃなく、ケーキやクッキーにも合いますよ。

美味しい台湾茶をお土産にしてお家で台湾茶を堪能してね!
林華泰茶行のアクセス
カルフールのすぐ近くなのでお土産探しのはしごにおすすめ。