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台北の中山駅近くに活版印刷のオリジナルハンコが作れる「日星鑄字行」というお店があります。

このデジタルの時代に活字のハンコとか逆にかっこいい!
ということで行ってきました。
本記事では「日星鑄字行」で私が実際に作ったハンコやその作り方、お店での注意点などを紹介します。
日星鑄字行のルールと注意点
- 荷物は入り口の右側にある手荷物預かり所に置く。
- 買うつもりではない活字を勝手に拾うことはご遠慮ください。
- 活字の鉛は有害なため触った後は手を洗いましょう。
店頭に注意事項が書いてあるので、よく読んでから店内に進めばOKです。
日本語でも書いてあるので安心。
日星鑄字行の店内の様子

すごい量の活字!

とりあえずどんな感じの活字があるのか見学しました。

文字だけでなくかわいい記号やイラストもあるので、欲しいデザインの目星をつける。


この量なので目当ての文字を自力で探すのは無理!
素直に店員さんに頼もう!

月曜日の午前中にお店に行きましたが、このようにお客さんでいっぱいでした。
日本人や韓国人かな?と思われる観光客っぽい方がたくさん。
お客さんがいっぱいだったので、作ってもらうハンコのデザインが決まっても、活字を探してきてもらう店員さんがなかなかつかまらなくて大変でした。
旅行中はスケジュールを詰め詰めにしがちですが、「日星鑄字行」でハンコを作る場合は時間に余裕を持って計画をした方が良いかもしれません。
日星鑄字行の活字の種類

漢字はもちろん、アルファベットから、ひらがな、カタカナまであります。

明朝体やゴシック体など同じ文字でも様々なフォントがあり、探すのが楽しくなります。

こんなかわいいイラストや「囍」の台湾らしいデザインも。
日星鑄字行の外観

この辺はレトロな工房なんかが多く、お店の周りの雰囲気もとても素敵です。

活字の組み合わせ方
こちらは活字の組み合わせ方の例です。

上記図のように3種類の組み合わせパターンがあるのでどれにするか選ぶ。
号(號)というのは文字のサイズです。
- 初号、2号、5号の組み合わせ
- 1号、4号の組み合わせ
- 3号、6号の組み合わせ
- 楷書(手書き書体)
- 宋體(明朝体)
- 方體(ゴシック体)
これらを紙に書いて店員さんに渡すと、活字を探してきてくれます。
キスマイの名前を参考に作ってみたので参考にどうぞ。

北山くんみたいな漢字4文字だと簡単ですね。
名字2文字、下の名前2文字とかもいけるみたい。
名前の上下にハートなどの記号で飾ることもできる。
名字が藤ヶ谷くん、二階堂くんみたいな3文字、下の名前が3文字という人も多いはず。
文字の間に記号を入れたりして工夫すると良さそう。

横尾さんのかっこいいな。
例では漢字メインで紹介しましたが、ひらがなやカタカナ、アルファベットも使えるのでデザインは無限大!
組み合わせを考えるのに時間がかかるなと思った方は、組み合わせ見本を参考にある程度考えて行く方がスムーズです。
日星鑄字行で作ったハンコ

中華圏でおめでたいときに使う囍(ダブルハピネス)。

いろいろなデザインがあったけどハートがかわいいこちらを選択。

ハンコを押したらこんな感じ。


裏にもちゃんと「日星鑄字行」の文字とマークが。

活字だけの購入もできますが、このプラスチック製の印鑑ケース(100元)にセットしてもらうと押しやすくておすすめ。
今回は名前のハンコ2個と「囍」のハンコの計3つを作ってもらって合計540元でした。(2016年現在)

めずらしい活字のハンコをお土産にどうぞ!
日星鑄字行のアクセス