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台北「迪化207博物館」入場無料!台湾のレトロを知るアートギャラリー

迪化207博物館

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台湾の迪化街やレトロな雰囲気が好きな方に、おすすめなアートギャラリーがあります。

それは迪化dí huà207博物館bó wù guǎnです。

うーろん

しかも入場無料という太っ腹ぶり!

展示内容はレトロ好きにはたまらなく素晴らしく、「本当に無料でいいの?」と思ってしまうほどの充実っぷりでした。

本記事では「迪化207博物館」の展示の様子やお土産に買ったものを紹介します。

迪化207博物館の展示の様子

夏の味(2019/7/18-12/15)

迪化207博物館

展示内容は半年ごとに変わるようですが、このときは台湾のレトロな氷菓室の展示がされていました。

食涼-夏天的滋味 特展
The Taste of Summer Exhibition
2019/7/18-12/15

 

夏の暑い日には、氷水を飲んで0°Cの爽快感を味わい、涼しい自然食品を食べて冷やします。この特別展示では、台湾の何世紀にもわたる内外の使用の知恵を紹介し、台湾の夏の冷たい味を味わいます。

迪化207博物館

夏にぴったりな涼し気な展示です。

昔はこんなふうに冷たいデザートを売り歩いていたのでしょうか。

迪化207博物館

古いかき氷機や看板などが展示されています。

迪化207博物館

ちょっとアウトっぽいデザインの袋とか。

家でアイスを作るための道具でしょうか?

迪化207博物館

昔ながらのデザインのガラス皿やコップ。すごくかわいい。

迪化207博物館

これは液体を入れるものでしょうか。

迪化207博物館

氷菓室の展示ということで、入口に台湾のレトロパッケージのアイスが売っていました。

パイナップルやパッションフルーツ、ピーナッツなど台湾らしい味が揃う。

迪化207博物館
ピーナッツ味のアイス

ピーナッツ味のアイスなんて食べたことないし、めずらしいのでこれにしてみた。

色もなんかかわいい。

味も昔懐かしの味で美味しかった。

本当にピーナッツ味でした。

ちなみに、入口付近にいらっしゃったスタッフさんがとても親切で、旦那と入口の椅子に座って記念撮影してくださいました。

窓とドア(2018/7/21-2019/1/6)

迪化207博物館
鐵窗花

このときは「窓とドア」という展示でした。

「你的風景 我家門窗」特展
WINDOWS & DOORS — your view, my home Exhibition

2018/7/21-2019/1/6

 

建物は市内に積み上げられており、何百年もの間職人によって作られたドアや窓が当時の風景の輪郭を描きます。この展覧会は、通りのドアと通り、そして新しい世代のドアと窓の美しさから始まります。

中でも私が釘付けになったのは写真の「鐵窗花tie chuāng huā」。

つまり鉄格子のことなのですが、鉄格子と聞くとなんだか物騒ですよね。

迪化207博物館

台湾の鉄格子はこんなに遊びゴコロがあって、とてもアーティスティックなんです。

私は台湾の建築でこの鐵窗花が大好きです。

迪化207博物館

防犯の役割も果たしたいけど、物々しくしたくない。

町の風景にうまく溶け込ませる。

迪化207博物館

台湾人の素敵すぎるセンスだと思います。

迪化207博物館

写真も展示されていて、町中の鐵窗花の様子も伺えます。

台湾の町中を歩いていてかわいい鐵窗花を見つけると、ついつい写真を撮ってしまいます。

迪化207博物館

こちらは「迪化207博物館」の建物にも使用されている鐵窗花。

「藥」の文字からもわかるように、ここはもともと漢方薬局だったそう。

迪化207博物館

昔懐かしいガラスの素材も紹介されていました。

日本にもこういうガラスありますよね。

テラゾー(terrazzo)

迪化207博物館
「迪化207博物館」入口前にある蜜蜂テラゾー

MEMO

テラゾー(terrazzo)とは…

砕いた石を白いセメントに混ぜ固め、表面を磨いて作り上げる人造大理石のこと。

台湾ではこのテラゾーの床とか階段をよく見かけます。

色合いとか雰囲気とか個人的にすごく好きです。

迪化207博物館
GRAPESのテラゾー床

館内の床にぶどう柄のテラゾーもあるよ。

迪化207博物館
テラゾーの作り方

テラゾーの作り方の工程も展示してありました。

結構手間暇かかるんですね。

テラゾーも台湾の建築で大好きなものの1つなのですが、「窓とドア」の展示の前はテラゾーの展示をしていたようで、そちらも見てみたかったです。

迪化207博物館
テラゾーデザインのコースター 150元/1個

館内にさらっと展示してあるテラゾーデザインのコースター。

スタッフさんに声をかけると買えます。

迪化207博物館

お土産に蜜蜂と老山高麗人参の2つを購入。

さすがに本物のテラゾー製ではないですが、セラミック製なのでちょっと高級感ありです。

裏は滑り止めのゴム製になっています。

迪化207博物館

グラスを置くと柄が隠れてしまうのが悲しい(笑)

CAFE 207

迪化207博物館CAFE 207
CAFE 207

3階には「CAFE 207」というセルフサービスのカフェがあり、有料でお茶やコーヒーが飲めるようになっています。

迪化207博物館CAFE 207

お金を入れるボックスが置いてあります。

ホテルのロビーにあるような、お茶パックに自分でお湯を注いで飲むスタイル。

歩き疲れたら休憩に、迪化街の風景を見ながらお茶タイムも良さそうですね。

迪化207博物館
ガチャ 60元

カフェ内にガチャがあり、「迪化207博物館」にまつわる缶バッチが入っていました。

迪化207博物館のガチャ

蜜蜂テラゾーの缶バッチが欲しかったけど違うのが出た…(笑)

迪化207博物館の屋上

迪化207博物館

「迪化207博物館」の展示内容だけでもすごく良く大満足だったのですが、スタッフさんの「屋上もぜひ」という一言で登ってみることに。

迪化207博物館

普段見られないような、迪化街の別角度の風景が広がっており感動!

この日は天気がとても良く、迪化街のオレンジの屋根に空の青がとっても映える素晴らしい光景でした。

迪化街のレトロな町並みが大好きですが、上から見てもこんなに魅力的だったなんて!

天気のいい日にぜひ屋上まで登ってみてください。

迪化207博物館

迪化街を上から見下ろすっていうのも、なかなかできない経験ですよね。

迪化207博物館

屋上にも写真の展示があったりします。

迪化207博物館

本当に気持ちよくて、しばらくここで佇んでしまいました。

迪化207博物館の外観

迪化207博物館
外観

外観は昔の面影をしっかり残してあり、レトロで素敵な雰囲気。

一見博物館っぽくないですが、親切なスタッフさんが案内してくださるので安心ですよ。

今後も台湾に行く度に新しい展示をチェックせずにはいられないです。

うーろん

迪化街や台湾のレトロなものが好きな方はぜひ行ってみてね!

迪化207博物館のアクセス

展示内容は半年ごとに変わるので、最新情報は「迪化207博物館」の公式サイトでご確認ください。

迪化207博物館